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設計士として働いている人や、これから設計士を目指す人の中には、「設計士の年収はどれくらい?」「設計士は稼げる?」「年収を上げるためには何をすればいいか」と考えている方も多いでしょう。
この記事では、設計士の年収事情や仕事内容、建築士との違いを詳しく解説します。また、年収アップを目指すために必要なスキルや向いている人の特徴、さらには将来のキャリアパスについてもご紹介します。
設計士としての収入やキャリアを見直し、ステップアップを目指したい方は、ぜひ最後までお読みください!
また、住宅転職エージェント住まキャリでは設計士の転職を検討している方へ「安定して働きやすいハウスメーカー」をご紹介しております。
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設計士の年収はどれくらい?具体的な年収事情
まずは設計士の年収事情について、具体的なデータや条件ごとの違いを交えながら詳しく解説します。
設計士の平均年収
設計士の平均年収は、Indeedのデータによると約312万円とされています。
上記のデータは、全国の設計士に関する求人情報を元に算出されたものです。ただし、設計士といっても仕事内容や勤務先の規模、地域、経験年数によって収入には大きな違いがあります。
例えば、大手企業で働く場合や経験を積むことで、平均より高い年収を得られることがあります。一方、経験が浅い設計士や中小企業で働く場合は、この平均に近い収入になることが多いでしょう。
また、都市部の求人は年収が高い傾向がありますが、地方ではそれに比べてやや低めに設定されていることもあります。
平均年収は設計士全体の目安として参考になりますが、状況に合わせて具体的な求人情報を確認してみてください。
参考:Indeed「設計士の平均給与」 ※2024年12月時点
資格の有無によって年収は変化
「設計士」という名称に特定の資格はありませんが、建築士やデザイン分野の資格を持っている場合、年収に影響することがあります。
例えば、一級建築士や二級建築士の資格を保有していると、資格手当や大規模なプロジェクトに携わる機会が増え、収入アップにつながることがあります。
特に、大手ハウスメーカーや建築会社では、建築士資格の取得が昇給や昇進の条件となっていることも多いため、取得を目指す価値があります。
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設計士と建築士の違いとは?年収・仕事内容を比較
設計士と建築士はどちらも建物の設計に携わる仕事ですが、実は年収や職務範囲にも違いがあります。それぞれの違いを解説します。
設計士は国家資格を必要としない職種
設計士は国家資格を必要としない職種であり、一般的には企業に所属して建築物の設計業務を担当する人を指します。不動産業界での「設計」とは、建築士法で次のように定義されています。
建築物の建築工事の実施のために必要な図面(現寸図その他これに類するものを除く。)及び仕様書を作成すること
設計士は、上記に定義された設計が可能です。しかし、設計士には国家資格がないため、対応できない業務もあります。
建築士は国家資格を有する職種
一方、建築士は国家資格を取得した専門家であり、次の3つの資格があります。
- 一級建築士
- 二級建築士
- 木造建築士
それぞれ一定の受験資格があり、求められる実務経験には設計士の業務も含まれます。
この中でも一級建築士の合格率は、令和5年度の試験で9.9%という結果です。例年10%前後の合格率であり、かなり難易度の高い試験と言えるでしょう。
参考:建築技術教育普及センター
設計士と建築士の年収の違い
設計士と国家資格である建築士の平均年収は、次のような違いがあります。
設計士 | 約312万円 |
建築士 | 約502万円 |
※2024.12月時点
設計士と建築士の間には約190万円の差があり、特に資格手当や担当できる業務の幅広さが建築士の年収を押し上げています。
さらに、政府の「賃金構造基本統計調査」によると、一級建築士の場合、従業員1,000人以上の企業では賞与含む年収の平均が730万円以上であることが分かっています。
設計士として働きながら資格取得を目指すことで、キャリアと収入の両方で大きな飛躍が期待できるでしょう。
参照:indeed「日本での設計士の平均給与」「日本での建築士の給与」
参照:e-Stat政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査2019」
設計士と建築士の仕事内容の違い
設計士と建築士が担当できる業務には、以下のような違いがあります。
- 建築士の業務補助を行う
- 施主との打ち合わせに同席し、サポート役を務める
- 設計図や仕様書などの書類作成
- 延べ面積が100平方メートル未満の木造建築物の設計業務
設計士は、設計の実務を一部担当することもありますが、全体としてはサポート業務や事務的な仕事が多い傾向があります。
- 設計図の作成(延べ面積や建築基準法に基づいた規模の建物)
- 建築許可申請や道路使用許可などの行政手続き
- 現場管理・監督業務(工事進捗の管理や品質確認)
- 施主との直接交渉や、プロジェクトのリーダー業務
建築士は、資格の種類に応じて扱える建築物の規模が異なります。一級建築士であれば大型のビルや商業施設などの設計が可能ですが、二級建築士や木造建築士の場合は中小規模の建物に限定されます。
建築士の仕事内容については以下もご確認ください。
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知っておきたい設計士の仕事内容と役割
ここでは、設計士の役割と主な仕事内容を解説します。
設計士の役割
設計士は設計事務所やハウスメーカーに勤務し、住宅や建築に深く関わる業務を担当します。
資格を必要としない職種ですが、建築士の業務をサポートする役割があり、設計をスムーズに進めるために欠かせない業務を担っています。
施主との打ち合わせ
設計士は、施主との打ち合わせに建築士や営業担当者と同席することが一般的です。この際に施主の要望やイメージをヒアリングし、専門的な立場から提案を行います。
設計士には以下のスキルが求められるでしょう。
- ヒアリング能力 施主の要望を的確に引き出す
- 提案力 専門的な視点から具体的なプランを提示する
- コミュニケーション力 建築士や営業担当者との連携を円滑に行う
小規模の建築物の設計
建築士法に基づき、建築士でなければ設計・工事監理ができない建築物の条件を除いた範囲が、設計士が担当可能な設計業務とされています。
- 木造建築物 小さな木造の平屋住宅、物置、木造の農作業用小屋など
- 木造以外の建築物 小規模なプレハブ倉庫や店舗(テイクアウト専門店など)
ただし、実際の設計や工事監理を行う際には、建築基準法や各自治体の条例など、他の関連法令や規制も考慮する必要があります。
参照:| e-Gov 法令検索「建築士法 」
建築士の補佐業務・雑務
建築士の補佐業務や雑務も、設計士に必要な仕事です。
- 設計図や仕様書の作成補助 詳細な図面作成や修正を行う
- 書類作成 建築確認申請などの行政手続きの書類準備
- 現場サポート 現場管理のサポートや進行状況の確認
こうした補佐業務を経験することで、設計士は建築に関する専門知識やスキルを深めることができます。
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設計士の年収を上げるための方法
設計士の仕事はやりがいのある職種ですが、年収アップを目指すにはスキルを磨き、さらなる成長を意識することが重要です。ここでは、具体的な方法を解説します。
- 建築士の補佐として経験を積む
- 小規模案件を通じて設計スキルを磨く
- 関係者とのやり取りを丁寧に行う
- 建築士資格を目指す
- 最新技術を習得してキャリアを広げる
建築士の補佐として経験を積む
設計士は、建築士の補佐として現場に携わり経験を積むことがとても重要です。
例えば、施主や営業担当との打ち合わせに同席して要望をヒアリングする中で、クライアントのニーズに合った提案を行えるスキルを養えます。
また、設計図や仕様書の作成を補助する業務を通じて、デザイン力や建築基準法に関する知識も深まります。
現場の進行状況を確認する作業も含め、こうした実務経験は将来的に独立やキャリアアップを目指す際に役立つでしょう。
小規模案件を通じて設計スキルを磨く
設計士が任されることの多い小規模案件は、スキルアップに最適です。
ハウスメーカーや設計事務所では、個人を相手にした住宅設計や小規模な建築物を手掛けることが多く、施主の要望にじっくり向き合いながら設計を進めていく中で、実務経験を積むことができます。
こうした案件では、限られたスペースを活かしたプランニングや、施主の希望を形にする柔軟な対応力が求められます。
コツコツと経験を重ねることで、設計スキルを磨き、大規模なプロジェクトに携わるための基盤を築くことができるでしょう。
関係者とのやり取りを丁寧に行う
設計士は、施主、現場監督、営業担当者など、さまざまな人とやり取りをする機会が多い職種です。そのため、相手の要望を正確に把握し、わかりやすく説明する力が求められます。
例えば、施主の要望を具体的な設計プランに落とし込む際、専門用語を噛み砕いて伝えることで信頼感を得られます。また、現場やチームメンバーとの話し合いでは、設計の背景や意図を共有することでプロジェクトをスムーズに進めることができます。
建築士資格を目指す
設計士が年収を大幅に上げるためには、最終的に建築士を目指すことです。
二級建築士資格を取得することで、これまで補佐的だった業務が主体的に任されるようになり、さらに一級建築士資格を取得すれば、大規模なプロジェクトにも携わることが可能になります。
資格取得は年収アップだけでなく、仕事の幅を広げ、専門性を高めるための大きなステップとなります。
最新技術を習得してキャリアを広げる
設計士が年収アップやキャリア形成を目指すうえで、最新技術の習得は欠かせません。
住宅設計や商業施設のデザインにおいて、CADソフトを使った図面作成やBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)のような3D設計ツールが主流になっています。
これらのスキルを習得することで、設計の正確性が向上し、作業効率も大幅に改善されます。また、社内での評価を高めるだけでなく、大規模プロジェクトでリーダー的な役割を担うチャンスを広げます。
また、転職活動の際にも、自身のスキルをアピールする大きな強みとなるでしょう。
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年収アップにつながる設計士のキャリアパス
設計士として年収を上げるためには、スキルや経験を積むだけでなく、将来を見据えたキャリアパスを選ぶことが重要です。
ここでは、設計士が年収アップを実現するための具体的なキャリアの方向性を解説します。
- マネージメント職へ昇進する
- 建築士として独立開業する
- 大手企業やゼネコンへ転職する
- 専門分野に特化して差別化を図る
マネージメント職へ昇進する
設計士として実績を積むことで、社内の設計部門でマネジメント職に昇進する道が開けます。
メンバーの育成や業務フローの改善など、チーム全体を統括する役割を担うことで、責任とともに年収アップのチャンスが広がります。
特に、プロジェクト全体を把握する力やリーダーシップが評価されると、大規模案件を任される可能性も高まり、さらなるキャリアアップが期待できます。
建築士として独立開業する
設計士が独立を目指すには、建築士資格の取得が欠かせません。建築士資格を取得すれば、自分の設計事務所を設立し、建築物の設計や工事監理を全面的に担当できるようになります。
独立開業の魅力は、自分のデザインやコンセプトを自由に建築物に反映させ、施主の要望に直接応えられる点です。また、報酬体系を自分で設定できるため、収入アップも期待できます。
ただし、独立を成功させるには、資格取得だけでなく、実務経験や信頼関係の構築が欠かせません。また、経営やマーケティングの知識も重要です。
大手企業やゼネコンへ転職する
設計士のスキルを活かして、大手ハウスメーカーやゼネコンへの転職を目指すこともキャリアアップの一つです。大規模なプロジェクトに携わる経験が得られ、収入面でも大幅な向上が期待できます。
特に、設計スキルに加えて建築士資格を取得していると、転職時のアピールポイントが強化されます。
また、住宅転職エージェント住まキャリでは、設計士の転職を全力でサポートしています。「安定して働きやすいハウスメーカー」「ホワイト企業」など、希望や適性に合った転職先をご提案します。
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専門分野に特化して差別化を図る
設計士として内装設計やインテリアデザイン、省エネ住宅の設計など、特定の分野に特化することで高い専門性を持つプロフェッショナルとして評価されます。
専門分野での実績が認められると、フリーランスやプロジェクト単位の契約で高収入を得ることが可能です。
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年収アップが期待できる設計士に向いている人
設計士として年収アップを目指すには、自分の特性を活かし、設計業務に必要なスキルを伸ばすことが重要です。以下のような特性を持つ人は、設計士に向いていると言えます。
- ものづくりが好きな人
- 建物への好奇心が旺盛な人
- 人と関わるのが好きな人
- 責任感が強い人
- 最後まで粘り強く取り組む人
ものづくりが好きな人
ものづくりが好きな人は、設計士として活躍しやすいです。手先が器用で細かい作業が得意な人は、図面作成などの業務にも適応しやすく、着実にスキルを磨けます。
建物への好奇心が旺盛な人
建築や建物に対する好奇心が旺盛な人も、設計士に向いています。珍しい建物の構造が気になる人や、デザインや設計に関心がある人も大きく活躍できるでしょう。
人と関わるのが好きな人
設計士は、施主や現場監督、営業担当者など、さまざまな人と関わる仕事です。そのため、コミュニケーションを楽しみ、相手の意見を丁寧に聞ける人が適しています。
傾聴力が高いと、プロジェクトがスムーズに進むだけでなく、信頼関係も築きやすくなります。
責任感が強い人
設計士は、建物の安全性や法律の遵守を求められる職種です。
法定規定を守りつつ、信頼性の高い設計を提供する責任感が強い人に向いています。自分が携わるプロジェクトに責任を持てる姿勢が大切です。
最後まで粘り強く取り組む人
設計の過程では、予期せぬ課題が発生することも少なくありません。
そのため、諦めずに問題を解決し、目標を達成するために粘り強く努力できる人が求められます。柔軟な発想と根気強さが成功の鍵です。
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設計士として経験を積み、年収アップを目指そう
設計士の年収は、企業規模や勤続年数、スキルや実績によっても大きく異なります。実績を積み上げることで、年収アップも期待できるでしょう。
将来的には、社内での昇格や独立開業などキャリアアップも目指せます。さらに、資格を取得すると扱える建物が増えるため、さらにスキルアップが可能です。
努力次第で大きな成長が見込める職種なので、経験を重ねて設計士としての年収と高めましょう。
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