在職中に転職活動していることが伝わると、気まずさを感じたり、評価に影響が出るのではと不安になるのも当然です。
転職エージェントを利用する際、名前など個人が特定できる情報を登録する必要がありますが、登録しただけで在籍企業に情報が漏れることはありません。
在籍中の企業に応募しない限り、機密事項に当たる個人情報が知られることは基本的にないと考えて大丈夫です。
ただし、スカウト型サービスにご自身のプロフィール登録する場合は注意が必要です。
不特定多数の企業アカウントから検索され、会社名や職歴、経験年数といった情報が見える仕組みになっているため、社内の人に気づかれてしまう可能性があります。
スカウトサービスを使う際は「特定企業をブロックする機能」などを活用し、あなたの情報にアクセスできないよう、事前に設定しておきましょう。
バレずに転職活動を進めるために気をつけたいこと
- 会社のパソコンや社内アドレスは使わない
会社のネットワーク環境では、履歴や通信内容が確認される可能性があります。応募や面談の連絡は、必ず個人の端末・アドレスで行いましょう。
- カレンダーやスケジュール共有ツールの扱いに注意
外出予定や面談を「プライベート」とだけ記載するなど、社内共有カレンダーでは詳細を記載しない工夫が必要です。
- 転職系SNSやビジネス系SNSの公開設定を見直す
企業担当者とつながる際は、「在籍企業の関係者に通知されない設定」や「職務内容の公開範囲」などを確認しておきましょう。
- 転職活動の話は親しい同僚にも話さない
噂は思わぬところから広がることもあります。周囲の人に「うかつに言わない」を徹底しましょう。
もしバレてしまった場合は?
万が一、上司や同僚に転職活動が知られてしまった場合、無理にごまかそうとせず、「将来のキャリアを考えて情報収集している段階です」と冷静に伝えるのがベター。誠実に対応して、不要な不信感を生まないようにするのがポイントです。