住宅業界ではすべての営業職が土日勤務というわけではありません。
たとえば、土地仕入れ営業や法人営業(仲介会社・工務店向け)などは、平日中心に動くため、週末に休みを取りやすい傾向があります。
一方でハウスメーカーの営業職は、展示場やモデルハウスを拠点とする反響営業が主流で、週末に来場されるお客様への対応が中心となるため、土日祝の固定休みは難しいのが現実です。
そのため、多くの企業では「火・水」や「水・木」など、平日を中心にあらかじめ休日の組み合わせを決めて運用しています。
こうした働き方は住宅業界に限らず、個人のお客様を相手にする営業職全般に共通する傾向です。お客様の都合に合わせて稼働する必要があるため、どうしても平日休みが中心になりやすくなります。
平日休みはこんなメリットも
「土日に休めない」ことばかりに目が向きがちですが、平日休みだからこそできることもあります。
たとえば、役所や病院、銀行の手続きが空いている時間に済ませられたり、人気の飲食店やレジャー施設も混雑を避けて楽しめます。
「空いている時間に動ける」のは、平日休みの大きな魅力ではないでしょうか。
働き方そのものも変わりつつあります
近年では、働き方改革の影響もあり、ハウスメーカーをはじめとする住宅業界でも働き方が少しずつ変わってきています。
家族の予定や私生活とのバランスを考慮しながら、チーム内で調整して月に1〜2回程度、土日に休みを取れるよう配慮している企業も見られます。
また、有給取得を積極的に推奨する会社も増えており、しっかり休みを取りながら成果を出す働き方が重視されるようになってきています。
住まキャリでは、こうした働き方ができる企業のご紹介も行っていますので、気になる方はぜひご相談ください。