内定・入社の疑問
内定・入社の疑問

「社内稟議に入った」と言われて1週間。不安しかない

エージェント経由で、ある企業の最終面接を受けました。 当初は「数日以内に結果が出る」と聞いていましたが、「内定の方向で進めているが、社内稟議にかけているためもう少し待ってほしい」と連絡がありました。それから1週間経ちましたが未だ連絡がありません。このまま内定が出ない可能性もあるのでしょうか?

A.「内定の方向」と言われても、確定までは慎重に対応を

面接後に連絡が遅れると、不安になるのも無理はありません。特に最終面接後は、わずかな沈黙でも「落ちたのでは」と感じてしまう方が多いものです。

社内稟議(りんぎ)とは、内定を出す前に、人事責任者や部門長などが最終判断を行うプロセスで、企業規模が大きくなるほど、関係者が多くなり時間がかかる傾向があります。

「内定の方向で進めている」と伝えられている場合は、企業側としては採用を前向きに検討している可能性が高いでしょう。

とはいえ、稟議の途中で見送りとなるケースもゼロではなく、健康状態や経歴などから、懸念点が出る場合もあります。

内定通知やオファーレターを受け取るまでは油断せず、状況を見守りつつ転職活動も続けておくのが賢明です。

業界特有の事情で、連絡が遅れるケースも

住宅業界、とくにハウスメーカーでは、火曜や水曜などの平日を定休日としている企業も多く、稟議や通知が週をまたぐことは珍しくありません。

また、営業現場の多忙や経営層のスケジュールによって、稟議の進行が予定より遅れることもあります。

さらに、転職エージェントは土日休みの体制が多いため、企業とのやり取りに時間差が生じ、進捗連絡が週明け以降になるケースも実際によく見られます。

通常、転職エージェントでは企業の人事や総務と連携しながら進捗を確認しているので、不安な場合は担当アドバイザーに「状況を確認してほしい」と伝えてみましょう。

回答したキャリアドバイザー

亀井 智美(かめい さとみ)

キャリアアドバイザー

前職では人事を経験し、その後CAとして活動を開始。住宅・不動産・建築業界を中心に、営業職はもちろん、経営管理・商品企画・経理などバックオフィス職の転職支援にも強みがある。 履歴書や職務経歴書の作成サポートに加え、第二関門である面接対策も候補者様一人ひとりに合わせて丁寧に対応。 就職氷河期世代としての経験があるからこそ、転職活動に伴う厳しさや迷いにも深く共感。 状況に応じた柔軟な支援を心がけながら、候補者様が自信を持って一歩を踏み出せるよう伴走している。

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